住み替えや建て替え、お子さんの独立などをきっかけに、「平屋の住まい」を検討されている方も多いのでは。昔ながらのイメージが強い平屋ですが、高いデザイン性を取り入れている工務店やハウスメーカーも多く、無駄のない間取りや設計、容易なメンテナンスなど、魅力がいっぱいです。今回はそんな平屋のメリット、デメリットについて簡単に解説したいと思います。
開放的な間取りが魅力
平屋は2階建てに比べて構造的に壁や柱が少なくすむため、すっきりとシンプルな間取りが実現可能です。階段の上り下りを必要としない動線は、掃除や片付けといった毎日の家事もスムーズで効率的に行えます。また勾配天井など構造を生かした内装に仕上げることで、実際よりもさらに広がりを持たせることができます。
家族とのコミュニケーションが容易に
2階建ての住まいと違って空間が分断されることがないので、家族とのコミュニケーションが取りやすく、小さいお子さんにも目が届きやすいのもポイントです。部屋と部屋の移動でもバリアフリーを実現しやすく、お年寄りがいるご家庭にとっても、安全性の高い住まいと言えます。
維持管理もコストを抑えられる
2階建てに比べて建物の重心が低いため安定性があり、強風や地震に強いのも平屋の特長。高さのある建物ほど揺れは大きくなりますが、柱や梁にかかる負担が少ない平屋は構造的に丈夫と言えます。
外壁や屋根のメンテナンスも2階建てに比べて足場を組むのが容易なので、予算も抑えることが可能です。
また生活のベースをリビング中心にすることで冷暖房効率がよくなり、光熱費が抑えられるメリットも。各部屋の温度差を少なくできるため、ヒートショックの予防にもつながります。
一方でデメリットも……2階建てに比べると建築費用は1〜3割増し?
平屋を実現するためには、ある程度の敷地の広さが必要となります。また屋根や建築面積が増えるため、一般的に2階建ての家より坪単価が高くなる傾向があります。完全注文住宅になるので、資材等を大量発注できる2階建規格のハウスメーカーより、コストが割高になります。
敷地や周辺環境の影響を受けやすい
水平に広がる間取は、建物面積が広いほど中心部の日当たりや風通しが悪くなります。間取の自由度が高い平屋ですが、吹抜けや大きな窓を設けるなど、通気性や採光には工夫が必要です。
防犯対策・安全対策は万全に
1階に生活空間を集中させた間取りは、ご近所からの視線や防犯面にも不安があります。どこにいても家族の気配を感じられる開放的な間取りはコミュニケーションを高められる反面、お互いのプライバシーの確保にも配慮が必要です。また水害の際には2階への逃げ場がないため、土地探しは慎重に行った方がよいでしょう。
≪まとめ≫
敷地の使い方が大きなポイントとなる平屋の住まい。2階建ての家よりコストがかかるかもしれないリスクもありますが、トイレが一つで済む、廊下やホールをなくすなど間取り次第でコスト削減は目指せるはず。何より家族と密に接しあえる開放的な間取りは、これから先のライフスタイルを大きく変えることでしょう。まずは経験豊富で信頼できる工務店や、専門家に相談してみましょう。
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